ゼロ〜なにもない自分に小さなイチを足していく〜/堀江貴文 読んでます。
ホリエモン良いわあってんで読んでます。
オビの
「僕は今まで、誰かにわかってもらおうという努力をほとんどしてこなかった。結論のみをシンプルに伝えれば伝わるものだと思っていた。誤解されても誤解する方が悪い血強がっていた。でも、いま再出発しようとしている僕には、本当に伝えたいことがある。だぁら僕は変わろうと思う。言葉を尽くして、語っていきたい。」
にメロメロ。
安心してください。読んでます。
告白/湊かなえ 読みました。
堀江貴文『我が闘争』読みました。
<p>今週のお題「わたしの本棚」</p>
かなり読みやすくてささーっと読めました。
人生が生き辛い、周りの目が気になる、自分がどうしたいのかわからない…そんな人は読むと良いかもです。あとアドラー好きな人はホリエモン好きなんじゃないかと(ご本人が「自分の考え方がまるっと書いてあった!」的なことを仰ってましたので)。
「田舎の少年」が「時代の寵児」になって逮捕・服役するまでを、出所した「大人になった堀江貴文」が綴ったホリエモン自叙伝。
現在のホリエモンが大人になったから書けた一冊なのかなあって思います(「ゼロ」も似たような内容らしいですが)。
ど田舎の、さほど裕福でなく(ど貧乏でもないと思うけど)夫婦仲も良くない両親から産まれた一人っ子の少年貴文君が、「死」と「退屈な田舎」と「理解できない両親」や「周囲の考え」から抜け出し「日本の中枢」である「東京」「東大」に行くと自分で決めて邁進するっていう流れ。
その後は「サラリーマンになって親のような貧乏な生活は絶対に嫌だ!」という気持ちはありつつも麻雀や競馬にハマり(競馬で生計を立てると本気で考える時代あり)ながらも、まっとうな人間に成るべくプログラミングのバイトを始め、それがlivedoorにつながって行く。という感じ。livedoorになってから逮捕まではテレビで見てたから「あーそういうことだったんだ〜」って感じだけど、なかなか面白かった。そして好きになってしまった。ペロッと。
割とぶっ飛んだ人というイメージだったんだけど、読めば読むほどまっとうな人なんだなあと。すんごい正論。いや、ホリエモンの言うとおり。
おそらく当時は見た目がちょっと、あまりにも清潔感が無かったのと、人をバカにするような物言いが好きじゃなくてハナからな〜んも入ってこなかった。あんまり物事をちゃんと説明もしなかったしね。分かるひとだけわかればいい的な。だから「なんなんこの人」って感じ。私の頭が悪かったのとホリエモンが頭良過ぎるっていう相乗効果でほんとに「何の人?」って感じだった。
それが、刑務所で社会勉強をしたらしい「大人になったホリエモン」が、ちゃんと頭の悪い人(私)にもわかりやすいように説明してくれるようになったら一気に誤解が解けたって感じ。
こうやって書くとアレだけど、私も窮屈な人生送ってるなあと思っていて抜け出したいけど抜け出せないでいるので、スタートラインが似ているホリエモンが見本を見せてくれてるのではないかと、そう思うのです。お前らもできるぞ、と。
意外にも私の感想は「もっと楽に楽しく生きて良いんだよ」とホリエモンに言われているような背中を押してもらったような、そんな気持ちになれる一冊でした。